創業期の経営者様はたいていの場合、会計・財務・経理など、会社経営に必要な数字の知識には精通していません。 しかし、会社が利益を上げることで安定的な企業経営が継続することから、最低限の数字の見方は学んでおくべきでしょう。 そこで、顧問税理士の訪問を、経営者様の学びの時間として大いに活用してください。 財務分析のもとになる財務諸表とキャッシュフロー計算書の読み方を学び取るわけです。 「売上総利益を伸ばすために何を圧縮すればよいのか?」「利益が上がっているのにお金がない」、このような場合の原因の洗い出しなど、利益追求に欠かせない財務知識をどんどん質問しながら学びましょう。
顧問税理士による会社訪問には、基本的に次のような目的があります。
顧問税理士が毎月会社を訪問することのよい点は、継続的に会社の現況を把握できることです。その流れの中で、いつもと違う、改善の余地がある、などのリスクをタイムリーに汲み取って、早急に打開策をご提案することも可能です。
顧問税理士の役割には、数値ベースの経営アドバイスや経営全般のご相談受け付けが含まれています。 これを可能にするには、やはり顧問税理士が月々会社訪問する体制が整っているべきです。 会社経営に関して助言するには、経営者様と顧問税理士との信頼関係や、なんでも相談できる環境づくりが何より大事です。その上で、日頃からの情報共有と現状把握も必要不可欠です。経営者様が今何をお悩みで、何をお考えかを推し量ることも求められます。 顧問税理士があまり会社を訪問しないと、こうした関係性の構築や分析が不十分になり、適切な経営アドバイスをご提供することができません。
顧問税理士が毎月会社を訪問する大きな目的は、ほかならぬ経営者様の相談相手としての役割を果たすためです。 税務などに関する専門知識をできる限り経営者様に享受すること。 経営者様の一番の相談相手として、経営のご相談にのること。 顧問税理士による月次訪問は、会社が発展していくために、なくてはならない時間です!
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