今回のお客様は、知り合いの行政書士の紹介でご相談に来られました。 社長ご自身に経理や税務等のご経験があり、ある程度の知識があることから、「今後自社内で自計化していきたいと考えており、税務顧問という形ではなく決算申告だけを行ってくれる税理士を探している」との事でした。 通常、税務顧問として定期的なお付き合いを望まれる方がほとんどですが、今回のお客様のように経理や税務の知識がある方については、こういったスポット業務のご相談をいただくこともよくあります。 もし、本事例と同じようにいずれ自計化の予定があり、自身でも経理・税務の知識がある場合には、こういった契約の仕方も選択肢の一つとして参考にしてみてください。
サービス内容 | 年齢・年代 | 業種業態 | 役職 | 性別 |
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決算業務 | 50 | 広告代理店 | 代表取締役 | 男性 |
今回のお客様は、広告代理店業を営む会社を設立したばかりの社長様です。社長様ご自身に経理や税務の知識があることから、経理・税務に関する業務をほとんど自計化できるとの事で、決算申告のみを行ってくれる税理士を探しておられたのだそうです。 会社設立時からそういった計画を会社設立をお願いした行政書士の先生にお話ししたとこ、私をご紹介いただき、ご相談に来られました。
今回のお客様のように、ある程度自社内で自計化して、税理士の印が必要な決算申告だけ行って欲しいというケースもよくあります。 また、決算申告だけではなく、他の様々な経理・税務に関するスポット業務を依頼される方もいらっしゃいます。 スポット契約は税務顧問契約と比べると税理士側のメリットが少ないためあまり積極的に受けたいという税理士は多くないと思いますが、お客様側に経理や税務に関する知識があるのであれば、ご自身である程度対応されて、固定費を削減し、最低限必要な決算申告という業務だけ税理士に依頼するというのも選択肢の一つです。 税務顧問を契約される方は、経理や税務に関する知識や経験があまり無いという方がほとんどです。そのため、もしご自身にある程度の経理・税務業務の知識があるのであれば、今回のお客様のように自計化をして、必要な箇所のみ依頼するという選択肢を検討されても良いと思います。 今回のお客様には、ご希望通り「決算申告のみ」の対応をさせていただくことにいたしました。