今回のお客様は、知り合いの行政書士の方からのご紹介で、ご相談に来られました。開業から20年以上という、○○市で有名な歯科医院の院長先生からのご依頼でした。 開院当初から顧問税理士としてお付き合いをしていた税理士の先生が引退するとの事で、代わりに経理や税務を行っていただける税理士さんを探しておられたのだそうです。 「対応が悪いから税理士を乗り換える」というケースは一般的によくありますが、税理士の引退によって乗り換えざるを得ない状況になってしまうこともあります。 このような場合、お客様が税理士の対応に不満を持っている訳ではないため、基本的には前の税理士のやり方に沿ってやっていただける税理士を探すのがポイントです。 もし同じような状況でお悩みの方は、ぜひ本事例を参考にしてみてください。
サービス内容 | 年齢・年代 | 業種業態 | 役職 | 性別 |
---|---|---|---|---|
税務顧問 | 40 | 歯科医 | 医院長 | 男性 |
今回のお客様は、開業から20年以上という、○○市でも有名な歯科医院の院長先生です。開院からこれまで20年以上お付き合いしていた税理士の先生が現役を引退されるとの事で、その業務を引き継いでくれる税理士の先生を探しておられたのだそうです。 また、長くお付き合いしたいという事からある程度若く、しっかりと今の税理士の業務をスムーズに引き継いでいただける税理士が良いと思っていたのだそうです。その事を知り合いの行政書士に相談したところ、私の事をご紹介いただき、ご縁をいただきました。 特にいままでの税理士さんの対応に不満はなく、同じように記帳代行(入力、領収書等の整理)から申告までを同じように丸投げでお願いしたいというのがお客様のご要望でした。
今回のお客様の場合、「対応が悪いから税理士を乗り換える」場合と違い、今までの税理士の対応にお客様は特に不満を感じておりません。 あくまで税理士都合で今回の変更が生じてしまったと考えれば、お客様は「前の税理士さんと同じ対応を同じ金額でお願いしたい、もし可能であれば少し安くなればありがたい」という心境である事が予想されます。 「お客様が今回の変更に求めているものは一体なんなのか?」をしっかりとお聞きした上で以前の税理士と交わした契約とほとんど同じ内容でご契約させていただきました。 今回のように、税理士都合で発生してしまった変更によってお客様は「税理士を変更する」という本来かからないはずの手間がかかってしまっています。その手間をいかに少なくし、できるだけ少ない労力で引き継ぎを行えるかが今回の対応の大きなポイントでした。 結果的にお客様にも「もし違う条件で提示されてしまうとそれを再度検討しなければならなかったので、そういった手間がかからず以前と同じ条件で契約ができて助かりました」と満足いただくことができました。