今回のお客様は、士業である知人からのご紹介でご相談に来られました。聞けば、会社を設立してからこれまでは取締役であるご自身が毎月の会計入力から、決算申告書の作成までを行っていたそうです。 しかし、会社の規模が大きくなるにつれて通常業務と一緒にできる業務ボリュームでは無くなってしまったとの事でした。 しかし、業務ボリュームが大きくなってしまったと言っても、経理専門のスタッフを雇う程の業務量ではなく、会社としてもそこに費用をかけるのは難しいという事から、そういった業務を一括して委託できる税理士を探しておられたのだそうです。 一般的に会社の規模が大きくなるにつれて毎月やらなければならない経理業務ボリュームは増えていきます。しかし、経理担当の従業員を雇わなければならないほどのボリュームではない事がほとんどです。 これは創業して数年の会社が抱えがちな悩みの一つです。そんな時はどのように対処していけば良いのか、同じ状況で悩んでいるという方はぜひ本記事の事例を参考にしてみてください。
サービス内容 | 年齢・年代 | 業種業態 | 役職 | 性別 |
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税務顧問 | 50 | 不動産賃貸業 | 取締役 | 女性 |
今回のお客様は、不動産賃貸業を営む会社の取締役を務める女性です。これまでは、自社内の経理業務はすべて一括してご自身が行われていたそうですが、会社の規模が大きくなるにつれて対応しきれなくなってしまったのだそうです。 しかしながら、業務ボリュームとしては経理担当の従業員を雇う程のものではなく、会社としてもそこにお金をあまりかけたくないとの事でした。 こういったケースは創業して数年の会社によく起こります。会社の規模が小さいうちは経営者や役職者が業務の傍ら行う事が多いです。 しかし、会社の規模が大きくなるにつれて業務内容も変化し、使われる経費の仕分けも複雑になっていくため、今まで本業の傍らできていた業務が処理しきれなくなってしまうのです。 パートを雇う事も考えたそうですが、業務量がパートを雇うほどでもないという事から一括して経理業務を代行してくれる税理士を探しておられたのだそうです。 たまたま、繋がりのあった士業の方に相談した所、私を紹介していただき、今回ご相談に来られたのだそうです。
今回のケースのように、毎月の会計入力と決算業務を一括して代行してほしいという要望はすべて税務顧問サービスの中で対応することができます。 従業員として経理スタッフを雇うと少なくとも毎月十数万以上のコストがかかってきてしまいます。しかし当事務所の税務顧問サービスであれば、それ以下のコストで会計業務の代行が可能です。 つまり、正社員もしくはパートで経理担当を雇うよりも安く、より信頼性の高い税理士に経理業務を任せる事ができるという事なのです。 今回のお客様の場合には、税務顧問サービスをご契約いただき、当事務所の方で毎月経理関連の書類をお預かりし、会計ソフトへの入力、そして毎年決算時には決算申告書の作成を行わせていただいております。 また、「税務調査等は面倒なので書面添付を実施してほしい」というお客様のご要望にお答えして、書面添付を実施させていただきました。