今回のお客様は、知り合いからのご紹介でご縁をいただきました。 お客様はこれまで会社設立から4〜5年の間、決算業務のみを税理士に依頼されていたそうなのですが、会社の数字に関してもう少し詳しく知り、自分自身もある程度の経理・税務関連の知識を持っておきたいとご相談に来られました。 実は経理や税務関連を丸投げしている経営者の中には、自社の数字に関してほとんど知らないという方も少なくありません。そういった経営者が数字を気にしだすのは、赤字が続くなど数字が著しく悪くなったタイミングになってしまいます。丸投げが決して悪いことではありませんが、毎月ある程度の会社の収支を把握することで、そういった最悪の状況までいく前に対策を検討することが可能になります。 もし、今現在自社の数字関連を全く把握していないことに危機感を感じている方は、ぜひ、本事例を参考にしてみてください。
サービス内容 | 年齢・年代 | 業種業態 | 役職 | 性別 |
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税務顧問 | 30 | エステ業 | 代表取締役 | 女性 |
今回のお客様は、都内でエステ業を営む会社を経営されている30代の女性です。独立する前から簡単な帳簿をつける習慣があったため、会社設立後4〜5年間は帳簿づけは自身で行い、決算業務のみを税理士にお願いしていたとの事でした。 しかし、会社が大きくになるにつれて、自分の会社でありながら自分の会社の数字に関してもう少し詳しく勉強していきたいということから、毎月面談で資金繰りなどのアドバイスがいただける税理士を探しておられたそうです。 知り合いに「自分の勉強になるという意味でも、丁寧なアドバイスをいただけるような税理士を知らないか」と相談したところ私をご紹介いただき、相談に来られました。
今回のお客様のように「会社の数字について勉強をしたい」と思った時に、インターネットや書籍はほとんどあてになりません。自分の会社の数字について勉強したいのであれば、会社の実際の数字を使って実践で学んだ方が効率が良いです。 決算業務だけをお願いした場合、税理士は決算時期のみ試算表を作成するため、数字を1年に一回しか正確に把握する機会が持てません。そのため、毎月1回試算表を作成し、1ヶ月に1回会社の数字を把握する機会が持て、さらにはそれに対して毎月1回の面談で税理士がアドバイスをするという税務顧問サービスの導入をご提案いたしました。
毎月1回の面談により、会社の数字を把握するだけではなく、その数字をベースに融資など次の資金調達の計画なども進めていきやすくなりますし、今会社がどういった状況にあり、一体何が問題なのかを早く発見し、改善していくこともできます。 今回のお客様のように、自社の数字をほとんど把握していないという方や社員任せにしているという方は、経営者自身が少しずつでも自社の数字を把握しておくことで、より堅実な経営を行うベースになります。